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Channel: 轍亡き路へ
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長野市、ダム湖畔の隧道から続く謎の廃道 その4

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こんにちは。半年ぶりのレポとなります。

大学生活のうちにやりたいことをやっておこう。そう思って生きていたら廃道旧道云々っていう話にはおさまらなくなってしまい、ネットゲームに没頭。鉄道写真もほとんど撮りに行くことがなくなり結局11月末に行った廃道散策から丸々2ヶ月なにも活動していませんでした。

基本的にどこか出かけた時に近くに廃道を見つけたり、行く先にこんな場所があるってわかっていたらちょっと行って撮影散策っていうポリシーで以前からやっており、ここへ行こうと思って散策に行くことはほとんどしていません。
なので去年5月のこの散策が一番大きい散策だったのでしょうか。これからちまちまと更新していこうと思いますが、たいして長いレポがあるわけでもなく面白いものがあるわけでもなく…って感じです。


なお、この更新していなかった期間に各記事にいただきました感想、ご心配のコメントなど、業者様のスパムコメントも合わせて一通り読ませていただきました。つまらない内容ですが読んでいただきありがとうございました。そしてご心配おかけして申し訳ありません。
これまでのコメントへのお返事は勝手ながら省略させていただきますが、この記事からのコメントには確認し次第お返事させていただきます。これからもよろしくお願いします。




それでは前回の続きからご紹介していきます。

イメージ 1

前回撮影した道を振り返って撮ったものです。

ずっと小さめの車が一台なんとか走行できる幅の道が続いています。
ここまで来ればもう藪がーと叫ぶ心配はないでしょう。歩きやすい道が続きます。


ここで対岸から見えた隧道のようにも見えた巨大な穴を確認するべく路肩に寄ったところ。

イメージ 2


この時点で人工物ではないということが一目見てわかりました。
おそらく穴になっている部分の土砂だけが抜け落ち、上の岩が残っている自然洞窟みたいなものでしょう。
降りても奥がどうなっているのかは予想がついたので降りるのはやめておきました。


イメージ 3

しかし道路はさらに先へ続きます。

イメージ 4

ここからは戸隠橋がよく見えました。あの左岸に隧道があり、そこから歩いてきたというわけです。

イメージ 5

ここで道は二股に分かれました。
さらに奥に続く直進の道と湖畔のほうへ続く道。


イメージ 6
降りて行く道の先は段々になっていました。

これでこの道の正体は明らかになったでしょう。
ここは畑か集落の跡だと推定できます。
ダムの完成によって対岸にあった畑と集落が分断され、畑に行くためにこの道を作ったと考えるとあのトンネルがあのサイズだったのもうなずけるでしょう。

イメージ 7

この畑が使われなくなった、家がなくなったはいつごろからなのでしょうか。道の状態だけでは10数年は使われていないような状況でしたがここの状態を見ると30年は経っているのでしょうか。木が成長しちゃってますね。


この道ができた理由が判明したのでここから先の散策は断念、時間をかけすぎてしまったのでここで引き返し戻りました。




以上で長野の廃道レポは完結となります。

この日善光寺白馬鉄道の廃隧道も見ていたのでそれも含め、また再び訪れたい地でもあります。
次行けるのはいつなのでしょうかね。

(完結)

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