どうもこんにちは。
GWはちょいと遠出して長野へ向かっていました。
道中何箇所かの廃道を見物してきたのですが、いくつか面白いものを見つけたのでご紹介いたします。
1か所目は廃道ではなく一般県道、特筆するほど目立つ険道でもないですが、ちょっとだけ面白い道でした。
場所は新潟県糸魚川市、交通の難所として有名な親不知地区に位置する県道525号です。
![イメージ 1]()
こちらは終点となる外波地区の交差点です。
走ってる道は国道8号線、左側の高架は北陸自動車道となります。
これを見てわかると思いますが、高速道の高架は海の上にせり出しています。
交通の難所親不知では海と山の間のスペースがほとんどなく、高速はもちろんこの先国道8号線すらも海上に投げ出されます。それはまた後ほど詳しくご紹介。
新潟県道525号はここから右側、外波集落へと入っていきます。右端のポールにひっそりとヘキサマークが付いていますね。
![イメージ 2]()
入ってすぐは広くもなく細くもない普通の生活道路。
詳しく調べているわけではないのでこれだ!と胸を張って言えることができませんが、この道はもしかすると国道8号線の旧道になる道なのかもしれませんね。旧道への入りがどうもそれっぽく感じます。
何にせよ交通の難所に住む人々の生活を支えてきた道路なのは事実ですね。
![イメージ 3]()
道路は再び国道8号線と接続します。
県道は国道をまたぐわけでもなく、この交差点でただくっつき、そしてまた別れていくだけです。
ここで接続している理由はこの交差点を渡って高速をくぐった先にある道の駅。それに接続するためでしょう。
ここには福井県では見ない標識が…。
![イメージ 4]()
落石注意ですよねそれ
確かに落石もあるだろうけど、下に落石じゃないよ雪崩だよとでも言いたげに補助標識が付けられています。
このときは何これ?と思い写真に撮りましたが、この先の行程で何度もこの標識に出会いました…。新潟県恐るべし。
![イメージ 5]()
県道は少しずつ標高を上げていきます。この先にこの県道で一番印象深い風景があります。
それがこちら。
![イメージ 6]()
うん、これはすごい!
写真は県道から逸れる私道の擁壁から撮影したものですが、これのすごいところは写真の右は山、左は海というこの狭いスペースに5本の道路を詰め込んでいること。
まず1本目は一番右、今まで走ってきた新潟県道525号親不知外波線。写真から見ても国道8号線の旧道って感じがしますね。
そして2本目、県道と国道8号の間から顔を出すJR北陸本線。手前の交差点の部分ではトンネルの中でした。
3本目、国道8号線。既にこの区間では県道とJRが邪魔で土地がなく海上に投げ出されています。
そして4本目、一番左の北陸自動車道。ここでは完全に海上へと追いやられ、立派な高架橋で海上を走っています。
さて、5本目はどこかというと、これに気付けた人はこのブログの趣旨をちゃんとわかっている人です(笑
JR北陸本線と国道8号線の間、ちょうど国道8号線の高架橋の下にセンターラインが見えませんか?
それが5本目、おそらく国道8号線の旧道で間違いないでしょう。県道は旧旧道であるということですね。
既に高架橋に役目を譲り、センターラインを残すだけで廃道化されてしまったようです。
![イメージ 7]()
県道はこのまま先へ行くと、駅へと到着します。この駅が親不知駅、普通列車しか止まらないとても簡素な駅です。
![イメージ 8]()
なおこの駅の先は完全に場所がなくなります。
海沿いを走るのは国道8号線だけ、県道はJRのトンネルの上を通って国道へと接続します。
なお手前の高架は北陸自動車道、ここからちょっと内陸部をトンネルで山を越しています。
ここの集落は歌集落。ここから山側を迂回して青海地区へ抜けることができますが今日はそちらからは通りません。
![イメージ 9]()
前の写真では高速の高架に隠れてよく見えませんがこちらが起点。
起点から振り返って見ています。
左のトンネルが国道8号のトンネル、その隣に廃洞門なんかもあったりします。
ここから先の国道8号もまた廃道が多いですが今回は完全にスルーしました。
次のレポはちょっと変わった廃隧道をご紹介します。お楽しみに。
(完結)
GWはちょいと遠出して長野へ向かっていました。
道中何箇所かの廃道を見物してきたのですが、いくつか面白いものを見つけたのでご紹介いたします。
1か所目は廃道ではなく一般県道、特筆するほど目立つ険道でもないですが、ちょっとだけ面白い道でした。
場所は新潟県糸魚川市、交通の難所として有名な親不知地区に位置する県道525号です。
こちらは終点となる外波地区の交差点です。
走ってる道は国道8号線、左側の高架は北陸自動車道となります。
これを見てわかると思いますが、高速道の高架は海の上にせり出しています。
交通の難所親不知では海と山の間のスペースがほとんどなく、高速はもちろんこの先国道8号線すらも海上に投げ出されます。それはまた後ほど詳しくご紹介。
新潟県道525号はここから右側、外波集落へと入っていきます。右端のポールにひっそりとヘキサマークが付いていますね。
入ってすぐは広くもなく細くもない普通の生活道路。
詳しく調べているわけではないのでこれだ!と胸を張って言えることができませんが、この道はもしかすると国道8号線の旧道になる道なのかもしれませんね。旧道への入りがどうもそれっぽく感じます。
何にせよ交通の難所に住む人々の生活を支えてきた道路なのは事実ですね。
道路は再び国道8号線と接続します。
県道は国道をまたぐわけでもなく、この交差点でただくっつき、そしてまた別れていくだけです。
ここで接続している理由はこの交差点を渡って高速をくぐった先にある道の駅。それに接続するためでしょう。
ここには福井県では見ない標識が…。
落石注意ですよねそれ
確かに落石もあるだろうけど、下に落石じゃないよ雪崩だよとでも言いたげに補助標識が付けられています。
このときは何これ?と思い写真に撮りましたが、この先の行程で何度もこの標識に出会いました…。新潟県恐るべし。
県道は少しずつ標高を上げていきます。この先にこの県道で一番印象深い風景があります。
それがこちら。
うん、これはすごい!
写真は県道から逸れる私道の擁壁から撮影したものですが、これのすごいところは写真の右は山、左は海というこの狭いスペースに5本の道路を詰め込んでいること。
まず1本目は一番右、今まで走ってきた新潟県道525号親不知外波線。写真から見ても国道8号線の旧道って感じがしますね。
そして2本目、県道と国道8号の間から顔を出すJR北陸本線。手前の交差点の部分ではトンネルの中でした。
3本目、国道8号線。既にこの区間では県道とJRが邪魔で土地がなく海上に投げ出されています。
そして4本目、一番左の北陸自動車道。ここでは完全に海上へと追いやられ、立派な高架橋で海上を走っています。
さて、5本目はどこかというと、これに気付けた人はこのブログの趣旨をちゃんとわかっている人です(笑
JR北陸本線と国道8号線の間、ちょうど国道8号線の高架橋の下にセンターラインが見えませんか?
それが5本目、おそらく国道8号線の旧道で間違いないでしょう。県道は旧旧道であるということですね。
既に高架橋に役目を譲り、センターラインを残すだけで廃道化されてしまったようです。
県道はこのまま先へ行くと、駅へと到着します。この駅が親不知駅、普通列車しか止まらないとても簡素な駅です。
なおこの駅の先は完全に場所がなくなります。
海沿いを走るのは国道8号線だけ、県道はJRのトンネルの上を通って国道へと接続します。
なお手前の高架は北陸自動車道、ここからちょっと内陸部をトンネルで山を越しています。
ここの集落は歌集落。ここから山側を迂回して青海地区へ抜けることができますが今日はそちらからは通りません。
前の写真では高速の高架に隠れてよく見えませんがこちらが起点。
起点から振り返って見ています。
左のトンネルが国道8号のトンネル、その隣に廃洞門なんかもあったりします。
ここから先の国道8号もまた廃道が多いですが今回は完全にスルーしました。
次のレポはちょっと変わった廃隧道をご紹介します。お楽しみに。
(完結)