GWの長野遠征の2発目、前回の県道レポと同じく新潟県糸魚川市のネタです。
今回は糸魚川市青海の中心部から青海側に沿って内陸へ進む「新潟県道155号橋立青海停車場線」の旧道です。
アプローチの風景もかねて隧道レポとさせていただきます。
![イメージ 1]()
終点の国道8号線との接続点からすぐのループ橋上から起点のほうを向かって撮影した写真。正面の山は電気化学工業の青海鉱山となっています。
手前を横切る高架橋は北陸新幹線です。もう架線も貼られており、開業が待ち遠しいですね。
なおこの国道、ずっと直進の一本道かと思えば途中で直角に折れています。なお、まっすぐ突っ切ると電気化学工業の構内道路っぽいところに連れ込まれます。
![イメージ 2]()
谷間に入っていく直前に青海川を渡ります。右側には専用線の鉄橋もありますが、現在は使用されているのでしょうか?青海駅からの引き込み線はすでにレールが剥がされていましたが構内はまだ現役なのでしょうか?こちらは踏切もちゃんと設置してありました。
![イメージ 3]()
5月の頭、新緑眩しい季節ですね。
この県道は大体ずっとこんな感じです。川と山に沿って単調に進んでいきます。
時々洞門があったりと面白いですが、一際異彩を放っているのがこの風景。
![イメージ 4]()
デカい!!
こちらが今回レポをする隧道。名前ははっきりしていないのですが、周辺の地名から「清水倉隧道」と言ったところでしょうか?
![イメージ 5]()
外見から見たイメージはとにかくでかい「穴」。
コンクリートによる巻き立てもされておらず、隧道というよりは穴という印象を受けます。
![イメージ 6]()
それでは内部へ。
内部はすぐカーブになっています。
天井に電線のようなものも吊ってありますね。
![イメージ 7]()
カーブの部分付近には路面がコンクリートにより舗装されていました。
ほぼ間違いなく、「元車道」でしょうね。
この先には出口が見えています。
この隧道はこれだけでは終わりません。
ここで一番驚かされる光景がこちら。
![イメージ 8]()
!?!?!?
右のでかいほうの穴が先ほど見えていた出口です。
じゃあこの左の出口はなんなんだい!?
![イメージ 9]()
とりあえずこの穴に入ってみます。
かなり小さいイメージを受けますがそうでもなく、少し身をかがめる程度で侵入が可能です。
元の隧道が大きいんですよね…。
![イメージ 10]()
出口は封鎖されていました。外には県道が。
ではここで。
右向け右!
![イメージ 11]()
は?
これは今入ってきた穴ではない別の穴がさらに分岐していました。その奥には出口の光…これはまさか…。
![イメージ 12]()
なんじゃこりゃあ!!!
この隧道は洞内で三分岐する隧道だったとでもいうのですか!
ここに残る謎は、本抗から分岐する2つの穴がいったい何なのかというもの。
明かり取り窓の必要がなさそうな長さの隧道にあるこの穴…何だと思います?
![イメージ 13]()
なお、出口の穴もなかなか面白いもので、現道の擁壁の後ろにぽっかりと開いていました。
![イメージ 14]()
分岐先の、柵のしてあった出口も現道脇にぽっかりと。
ここで導き出される推測が、現道の位置が昔は川だったということ。
この道は下流のほうから青海川の一部を埋め立てて作った感じの道路が延々と続いていました。
これから、この隧道の傍、つまり現道の部分は川が流れていて、昔は隧道を穿ってそこを通していたということ。
ですがやはりこの「窓」についてはさっぱりわかりません…。
何かヒントがあればですが、私の力では想像以上の結論は出ませんでした…。
![イメージ 15]()
ちなみに、電化工業にはこんな骨董品のバスが今も現役で残っていたりします。県道傍の駐車場に止めてあったのでちらっと撮影。
捨てられた廃車のボンネットバスは見たことありますが、現役のものは地味に初めてですね…。
次回こそ長野県へ!
(完結)
今回は糸魚川市青海の中心部から青海側に沿って内陸へ進む「新潟県道155号橋立青海停車場線」の旧道です。
アプローチの風景もかねて隧道レポとさせていただきます。
終点の国道8号線との接続点からすぐのループ橋上から起点のほうを向かって撮影した写真。正面の山は電気化学工業の青海鉱山となっています。
手前を横切る高架橋は北陸新幹線です。もう架線も貼られており、開業が待ち遠しいですね。
なおこの国道、ずっと直進の一本道かと思えば途中で直角に折れています。なお、まっすぐ突っ切ると電気化学工業の構内道路っぽいところに連れ込まれます。
谷間に入っていく直前に青海川を渡ります。右側には専用線の鉄橋もありますが、現在は使用されているのでしょうか?青海駅からの引き込み線はすでにレールが剥がされていましたが構内はまだ現役なのでしょうか?こちらは踏切もちゃんと設置してありました。
5月の頭、新緑眩しい季節ですね。
この県道は大体ずっとこんな感じです。川と山に沿って単調に進んでいきます。
時々洞門があったりと面白いですが、一際異彩を放っているのがこの風景。
デカい!!
こちらが今回レポをする隧道。名前ははっきりしていないのですが、周辺の地名から「清水倉隧道」と言ったところでしょうか?
外見から見たイメージはとにかくでかい「穴」。
コンクリートによる巻き立てもされておらず、隧道というよりは穴という印象を受けます。
それでは内部へ。
内部はすぐカーブになっています。
天井に電線のようなものも吊ってありますね。
カーブの部分付近には路面がコンクリートにより舗装されていました。
ほぼ間違いなく、「元車道」でしょうね。
この先には出口が見えています。
この隧道はこれだけでは終わりません。
ここで一番驚かされる光景がこちら。
!?!?!?
右のでかいほうの穴が先ほど見えていた出口です。
じゃあこの左の出口はなんなんだい!?
とりあえずこの穴に入ってみます。
かなり小さいイメージを受けますがそうでもなく、少し身をかがめる程度で侵入が可能です。
元の隧道が大きいんですよね…。
出口は封鎖されていました。外には県道が。
ではここで。
右向け右!
は?
これは今入ってきた穴ではない別の穴がさらに分岐していました。その奥には出口の光…これはまさか…。
なんじゃこりゃあ!!!
この隧道は洞内で三分岐する隧道だったとでもいうのですか!
ここに残る謎は、本抗から分岐する2つの穴がいったい何なのかというもの。
明かり取り窓の必要がなさそうな長さの隧道にあるこの穴…何だと思います?
なお、出口の穴もなかなか面白いもので、現道の擁壁の後ろにぽっかりと開いていました。
分岐先の、柵のしてあった出口も現道脇にぽっかりと。
ここで導き出される推測が、現道の位置が昔は川だったということ。
この道は下流のほうから青海川の一部を埋め立てて作った感じの道路が延々と続いていました。
これから、この隧道の傍、つまり現道の部分は川が流れていて、昔は隧道を穿ってそこを通していたということ。
ですがやはりこの「窓」についてはさっぱりわかりません…。
何かヒントがあればですが、私の力では想像以上の結論は出ませんでした…。
ちなみに、電化工業にはこんな骨董品のバスが今も現役で残っていたりします。県道傍の駐車場に止めてあったのでちらっと撮影。
捨てられた廃車のボンネットバスは見たことありますが、現役のものは地味に初めてですね…。
次回こそ長野県へ!
(完結)